Japanese reading practice

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めいじんちょうじ

名人長二

三遊亭 円朝

Read 名人長二 (めいじんちょうじ) by 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.

N2 · advanced · modern kanji and kana · 67,631 characters · 134 screens

Aozora Bunko

んべいと思ったが、外の事てねえから魂消ているうち、ぐず/\口小言を云いながら夫婦とも眠てしまった様子だったが、翌日の騒ぎが大変さ」

長「フム、どういう騒ぎだッたね」

婆「これからお前さんの背中の穴の話になるんだが、此の前江戸から来た何とか云った落語家のように、こけえらで一節休むんだ、喉が乾いてなんねいから」

兼「婆さん、なか/\旨えもんだ、サアこゝへ茶を注いで置いたぜ」

婆「ハアこれは御馳走さま……一息ついて直に後を話しますべい」

九

兼「婆さん、それから何うしたんだ、早く話してくんなせえ」

婆「ハア、それからだ、其の翌日の七時であったがね、吉浜にいる知合を尋ねて復帰って来るから、荷物は預けて置くが、初めて来たのだからと云って、勘定をして二人が出て行ったサ、其の日長左衛門殿が山へ箱根竹イ芟りに行って、日暮に下りて来ると、山の下で孩児の啼声がするから、魂消て行って見ると、沢の岸の、茅だの竹の生えている中に孩児が火の付いたように啼いてるから、何うしたんかと抱上げて見ると、どうだんべい、可愛そうに竹の切株が孩児の肩のところへ突刺っていたんだ、これじゃア大人でも泣かずにゃア居られねい、打捨て置こう