Read classic Japanese books with furigana
ja-reading.com
Read classic Japanese books online with furigana. Filter by JLPT level, tap a word for the meaning, and translate a sentence.
めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
Read 名曲決定盤 (めいきょくけっていばん) by 野村 あらえびす (のむらあらえびす) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.
N2 · advanced · modern kanji and kana · 344,837 characters · 680 screens
ティベット Lawrence Tibbett
派手で野性的で張り切って、芝居上手だ。イタリーのバリトンにはこんな型の人はない。好きも嫌いも言わせない。押し切ったところが、嫌味がなくて好ましくもある。代表作は私一個の考えでは、ビクターに入っている新人ガーシュウィンの歌劇『ポーギーとベス』(JH四五―八、名曲集六一二)の主役であろうと思う。このジャズ音楽に芸術境を見出したガーシュウィンのオペラを歌わせて、これほどの適任はなかったであろう。野蛮な近代性とアメリカ風な情熱とは、全く名残なく表現される。続いては映画『悪漢の唄』(一四四六)の主題歌だ。ティベットがトーキーで演じたままのレコードで、胸のすく野性美が愛されよう。
本格的なオペラはこれ以上に歌える人もたくさんあるが、それでも『セヴィリアの理髪師』の「何でも屋の歌」(七三五三)、『カルメン』の「闘牛士の唄」(八一二四)などは一風格があるとしたものだろう。イタリーの本場のバリトンのような高朗さのないのが欠点で、この人のオペラにはなんとなく苦渋さと野蛮さが特色になっている。
デニス Thom Denijs
シューマンの『詩人の恋』(ビクターD二〇六二―四)三枚を歌っているのが唯一のレコードだ。