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へいぼん
平凡・私は懐疑派だ
二葉亭 四迷
Read 平凡・私は懐疑派だ (へいぼん) by 二葉亭 四迷 (ふたばていしめい) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.
N2 · advanced · modern kanji and kana · 81,548 characters · 161 screens
「鎌蔵、構わずに行れ。」
「へい……本当に冷りとさせやがった。気を付けろ、涕垂らしめ! ……」
と車夫は又トットッと曳出した。
紳士は犬殺しでない。が、ポチを殺した犬殺しと此人と何だか同じように思われて、クラクラと目が眩むと、私はもう無茶苦茶になった。卒然道端の小石を拾って打着けてやろうとしたら、車は先の横町へ曲ったと見えて、もう見えなかった。
パタリと小石を手から落した。と、何だか急に悲しくなって来て耐らなくなって、往来の真中で私は到頭シクシク泣出した。
二十
ポチの殺された当座は、私は食が細って痩せた程だった。が、其程の悲しみも子供の育つ勢には敵わない。間もなく私は又毎日学校へ通って、友達を相手にキャッキャッとふざけて元気よく遊ぶようになった……
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今日は如何したのか頭が重くて薩張り書けん。徒書でもしよう。
愛は総ての存在を一にす。
愛は味うべくして知るべからず。
愛に住すれば人生に意義あり、愛を離るれば、人生は無意義なり。
人生の外に出で、人生を望み見て、人生を思議する時、人生は遂に不可得なり。