Japanese reading practice

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Read 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) by 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.

N2 · advanced · modern kanji and kana · 123,879 characters · 246 screens

Aozora Bunko

もんだから、お前はハッと思い、其の事が主人へ知れては相済まん、それじゃアお前を一緒に連れて遠国へ逃げようと云うのだろう、なに一人ぐらいの妾はあっても宜しい、お頭へ一寸届けて置けば仔細はない、尤もの事だ、娘は表向の御新造として、内々の処は其の女を御新造として置いてもいゝ、私が取る分米を其の女にやりますから宜しい、私が行って其の女に逢って頼みましょう、其の女は何者じゃ、芸者か何んだ」

孝「そんな事ではございません」

相「それじゃア何んだよ、エイ何んだ」

孝「それではお話をいたしまするが、殿様は負傷でいます」

相「ナニ負傷で、何故早く云わん、それじゃア狼藉者が忍び込み、飯島が流石手者でも多勢に無勢、切立てられているのを、お前が一方を切抜けて知らせに来たのだろう、宜しい、手前は剣術は知らないが、若い時分に学んで槍は少々心得ておる、参ってお助太刀をいたそう」

孝「さようではございません、実は召使の國と隣の源次郎が疾から密通をして」

相「へい、やっていますか、呆れたものだ、そういえばちら/\そんな噂もあるが、恩人の思いものをそんな事をして憎い奴だ、人非人ですねえ、それから/\」