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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Read 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) by 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.
N2 · advanced · modern kanji and kana · 123,879 characters · 246 screens
事が出来ませんよ」
孝「只今寝ます、どうかお構いなく」
婆「誠にどうもお堅過でお気が詰りましょう、御機嫌様よろしゅう」
徳「あなた少しお横におなり遊ばしまし」
孝「どうかお先へお休みなさい」
徳「婆やア」
婆「困りますねえ、あなた少しお休みあそばせ」
徳「婆やア」
とのべつに呼んでいるから孝助も気の毒に思い、横になって枕をつけ、玉椿八千代までと思い思った夫婦中、初めての語らい、誠にお目出たいお話でございます。翌日になると、暗いうちから孝助は支度をいたし、
相「これ/\婆アや、支度は出来たかえ、御膳を上げたか、湯気は立ったかえ、善藏に板橋まで送らせて遣る積りだから、荷物は玄関の敷台まで出して置きな、孝助殿御膳を上れ」
孝「お父様御機嫌よろしゅう、長い旅ですからつど/\書面を上る訳にも参りません、唯心配になるのはお父様のお身体、どうか私が本懐を遂げ帰宅致すまで御丈夫にお出であそばせよ、敵の首を提げてお目に掛け、お悦びのお顔が見とうございます」
相「お前も随分身体を大事にして下さい、どうか立派に出立して下さい、種々と云いたい事もあるが、キョト/\して云えないから何も云いません、娘何んで袖を引張る