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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Read 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) by 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.
N2 · advanced · modern kanji and kana · 123,879 characters · 246 screens
事が出来めえが、是にゃア困った」
みね「それじゃアお前出掛けて行って、途中でお目に懸ってお出でな」
伴「馬鹿ア云え、そんな事が出来るものか」
みね「どっかへ預けたら宜かろう」
伴「預けなんぞして、伴藏の持物には不似合だ、何ういう訳でこんな物を持っていると聞かれた日にゃア盗んだ事が露顕して、此方がお仕置に成ってしまわア、又質に置くことも出来ず、と云って宅へ置いて、幽霊が札が剥がれたから萩原様の窓から這入って、萩原様を喰殺すか取殺した跡をあらためた日にゃア、お守が身体にないものだから、誰か盗んだに違えねえと詮議になると、疑りのかゝるは白翁堂か己だ、白翁堂は年寄の事で正直者だから、此方はのっけに疑ぐられ、家捜しでもされてこれが出ては大変だから何うしよう、これを羊羹箱か何かへ入れて畑へ埋めて置き、上へ印の竹を立てゝ置けば、家捜しをされても大丈夫だ、そこで一旦身を隠して、半年か一年も立って、ほとぼりの冷めた時分帰って来て掘出せば大丈夫知れる気遣はねえ」
みね「旨い事ねえ、そんなら穴を深く掘って埋めてお仕舞いよ」
と、直に伴藏は羊羹箱の古いのに彼の像を入れ、畑へ持出し土中へ深く埋めて、其の上へ目標の竹を立置き立帰り、さアこれから百両の金の来る