Japanese reading practice

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Read 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) by 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.

N2 · advanced · modern kanji and kana · 123,879 characters · 246 screens

Aozora Bunko

所から、嚊アが悋気を起し、以前の悪事をがア/\と呶鳴り立てられ仕方なく、旨く賺して土手下へ連出して、己が手に掛け殺して置いて、追剥に殺されたと空涙で人を騙かし、弔いをも済して仕舞った訳なんだ」

志「よく云った、誠に感服、大概の者ならそう打明けては云えぬものだに、己が殺したと速に云うなどは是は悪党アヽ悪党、お前にそう打明けられて見れば、私はお喋りな人間だが、こればッかりは口外はしないよ、其の代り少し好みがあるが何うか叶えておくれ、と云うと何か君の身代でも当てにするようだが、そんな訳ではない」

伴「あゝ/\それはいゝとも、どんな事でも聞きやしょうから、どうか口外はして下さるな」

と云いながら懐中より廿五両包を取出し、志丈の前に差置いて、

伴「少ねえが切餅をたった一ツ取って置いてくんねえ」

志「これは云わない賃かえ薬礼ではないね、宜しい心得た、何だかこう金が入ると浮気になったようだから、一杯飲みながら、緩りと昔語がしてえのだが、こゝの家ア陰気だから、これから何処かへ行って一杯やろうじゃアねえか」

伴「そいつは宜かろう、そんなら己らの馴染の笹屋へ行きやしょう」