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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Read 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) by 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.
N2 · advanced · modern kanji and kana · 123,879 characters · 246 screens
んだが、云うとお前が怖がるから云わねえんだ」
みね「なんだえ怖がると、大方先の阿魔女が何かお前に怖もてゞ云やアがったんだろう、お前が嚊があるから女房に持つ事が出来ないと云ったら、そんなら打捨って置かないとか何とかいうのだろう、理不尽に阿魔女が女房のいる所へどか/\入って来て話なんぞをしやアがって、もし刃物三昧でもする了簡なら私はたゞは置かないよ」
伴「そんな者じゃアないよ、話をしても手前怖がるな、毎晩来る女は萩原様に極惚れて通って来るお嬢様とお附の女中だ」
みね「萩原様は萩原様の働きがあってなさる事だが、お前はこんな貧乏世帯を張っていながら、そんな浮気をして済むかえ、それじゃアお前が其のお附の女中とくッついたんだろう」
伴「そんな訳じゃないよ、実は一昨日の晩おれがうと/\していると、清水の方から牡丹の花の灯籠を提げた年増が先へ立ち、お嬢様の手を引いてずっと己の宅へ入って来た所が、なか/\人柄のいゝお人だから、己のような者の宅へこんな人が来る筈はないがと思っていると、其の女が己の前へ手をついて、伴藏さんとはお前さまでございますかというから、私が伴藏でごぜえやすと云ったら、あなたは萩原様の御家来かと聞くから、まア/\家来同様な訳でごぜえますというと、萩原様はあんまりなお方でございます、お嬢様