Japanese reading practice

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ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

Read 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) by 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.

N2 · advanced · modern kanji and kana · 229,387 characters · 453 screens

Aozora Bunko

ところで、冨美ちゃんは、室積の女学校へ入ったそうです。お祝に字引きをやりましょう。室積に通うということは、つまり元の野原の家に住みつづけるということでしょう。それなら体のためにも、気分の落付きにもよろしいでしょう。広島というせわしない町の、ごみごみした一隅へ急に移ってはどうかと思って居りました。あの子は肺門淋巴腺をやりましたから。

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支那の文明批評家で林語堂という人がものを書いていたのを一寸よんだら、欧州の作家を引用して気焔をあげている中に、昔からの支那の椅子は威儀を正して見せるためであって、体をくつろがす目的でない。