Japanese reading practice

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ふちょうのごげん

符牒の語源

三遊亭 金馬

Read 符牒の語源 (ふちょうのごげん) by 三遊亭 金馬 (さんゆうていきんば) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.

N2 · advanced · modern kanji and kana · 5,981 characters · 13 screens

Aozora Bunko

つまり誰の内輪の芸人と決まっている人)はあまり使わなかったが、土手組(組合以外の芸人。昔、町火消の数に入らない人足のことを土手組といった。これからでた言葉であろう)とか端席の芸人、今のことばでセミプロ級の半商売人が多く使ったものである。

「今夜はスイバレだからキンチャンカマルよ」

雨のことが水で「スイ」、降ることを「バレル」、「キンチャン」は金を持ってくるので客のこと、「カマル」は加えるで客が多くくる。

寄席の打ちだし、終いも「はねた」といわない。

「何時にバレた」

助平の話も「バレ話」。何か隠していることがあらわれても「さてはバレたかな」なぞという。もとは「破れる」と書いたらしい。

よいことを「ハクイ」、悪いことが「セコイ」。便所へ行くのを「セコバラシ」に行く。よいお客は、「ハクイキンチャン」。顔のことは「トオスケ」。「あのタレはハクイトオスケだ」つまり美しい顔の女。

この頃では、中学、高校の若い女の子までが符牒を使っている。先生のことは「センチ」。女のことを「スケ」。悪い顔を「ブス」、これも不様のスケをつめてブス。

デパートの女店員は皆符牒を使う。