Japanese reading practice

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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)

粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)

三遊亭 円朝

Read 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) by 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.

N2 · advanced · modern kanji and kana · 196,342 characters · 389 screens

Aozora Bunko

わけがあって身を投げようとする処を助けたんだ、妙じゃアねえか、両人を助けて船へ乗せると、互に顔を見合わせて、オヤ万年町のお嬢さんか、重三郎かというわけで、おつれ申して来たんだ、心中じゃない別々なんだよ、緩くり話をしなければ解らねえが、コウ重さんお前も不思議な縁で、去年の正月五日の晩万年橋の欄干で首を縊ろうとするとこを助け、恩にかけるんじゃアねえが、宜いかえ重さん、お屋敷へ刀が納まれば宜いと思って、目途の無い事でもねえというのは、売る事も質に置く事も出来ねえから、当分はあの侍が差料にして居るに違えねえと思って尋ねて居たが、盗んだ奴の形は己が知ってるし、顔ア安さんが知ってるから直に知れるだろうと思ってたが、いまだに分らねえから、お前が何時までも己の厄介に成ってるのは気の毒だ、一層死んだら親方に難儀を掛けめえ、苦労をさせめえと云って死のうとするんだから、己に義理を立てる積りだろうが、重さんが死んで仕舞えば万年町のお店へ何と云訳が出来よう、人の奉公人を助けたら知らせないと云うことはねえから、無沙汰で番頭さんを引留めて置いた