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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Read 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) by 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.
N2 · advanced · modern kanji and kana · 196,342 characters · 389 screens
ような目に逢いました、此方は美惠比丘尼が頻りに小三郎の死を止めて居りまする内に、夜も明け渡り、翌日になりますると、雪の明日ゆえ快晴でございます。巳刻半時分に参詣に来ましたのは高橋に居りまする梨売重助で、図らず小三郎に巡り逢い、
重「あなたはお情ない、何故私の処をお尋ね下さいません、仙太郎親方も万年町の旦那さまも貴方の事ばかり申してお案じ遊ばして在っしゃいますから、兎も角私の処まで入っしゃいまし、何の様な事でもお力になりましょう、あなたが軽はずみな事をなすって下さいますと、跡のものゝ嘆は如何ばかりか知れません、兎も角も」
と云うので蟠竜軒を連れ出し、高橋の宅へ帰ってまいり、急に仙太郎や万年町の主人を迎いにやりましたから、皆な来まして驚き、情ない御眼病で有る、兎も角もお世話を致しましょう、と其の頃の名医を頼んで段々と手当を致しました処が、お医者の云うには、ナニ丹誠したら治らんことも有るまいが、余程逆上をして居るし、殊に悪い血が有るが、手当をして見ようと云うので、岡本政七が私の宅へ引取って何の様にもお世話をしようと云えば、仙太郎が傍から斯ういう