Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
いたずらこぞうにっき
いたずら小僧日記
佐々木 邦
Lesen Sie いたずら小僧日記 (いたずらこぞうにっき) von 佐々木 邦 (ささきくに) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 63.226 Zeichen · 128 Bildschirme
お島のお蔭で五十銭棒に振ってしまった。
今日は煙突に火薬を填めて破裂させた。その為めに座敷の道具が大分壊れた。お父さんもお母さんも乃公を叱るけれど、実際乃公が悪いか如何か、少し道理の分る人に判断をして貰いたい。
六公の家へ遊びに行ったら、六公は素敵に立派な絵葉書帳を見せた。何処で買ったと尋いたら、去年のクリスマスに貰ったんだそうだ。それもサンタ・クロウスに貰ったというから珍らしいや。
去年のクリスマスに乃公はお父さんからもお母さんからも種々贈物を戴いた。けれどもサンタ・クロウスは乃公に何もくれなかった。サンタ老爺は乃公の家へ寄るのを忘れたのだろうか。六公の家へ来て乃公の家へ寄らない筈はない。彼奴の家と乃公の家は物の三町と離れていない。そればかりでなく忠公は確かにサンタ・クロウスを見たと言った。尤も彼奴は音なしくないから何も貰わなかった。サンタ・クロウスは乃公の家へも来たに相違ない。来たんだけれど、煙突が狭くて入れなかったのに定っている。彼れでは全く子供でも入れやしない。
それでクリスマスには未だ半年も間があるけれど、今から支度をして置く方がいいと思って、乃公は煙突を壊したのだ。