Japanische Klassiker mit Furigana
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おかあさんはえらいな
お母さんはえらいな
小川 未明
Lesen Sie お母さんはえらいな (おかあさんはえらいな) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 1.054 Zeichen · 3 Bildschirme
「そんなこと、あるもんか、僕、みんなたべるんだい。」と、けんかがはじまったのでした。
「ああ、これは、勇ちゃんもたべていいんですよ。」と、お母さんが、おっしゃったので、やっと勇ちゃんの怒りは解けましたが、
「僕、たくさんもらうんだ。」と、勇ちゃんが、がんばると、
「ずるいや、お母さん、公平に分配してくださいね。」と、二郎さんが、叫びました。
「お母さんは、いつも、公平に分配するじゃありませんか。」
このとき、二郎さんが、メートル尺を持ってきたので、みんなは、笑い出しました。
パイをたべた後で、お母さんは、たなからゼリビンズのはいった袋をおろして、四人の子供たちに、分けてくださいました。色とりどりな曲玉形のお菓子は、めいめいの前にあったさらの中でかがやいて見えました。
「僕のは、これんばかし。」と、太郎さんがいいました。
「姉ちゃんが、いちばんたくさんだ。」と、二郎さんがいいました。
「いいえ、みんなおんなじですよ。かんじょうをしてごらんなさい。」と、お母さんがいわれました。四人はかんじょうすると、いちばん小さい勇ちゃんのが、一つ多かっただけで、三人のゼリビンズの数はまったくおんなじだったのです。