Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
かすかなこえ
かすかな声
Lesen Sie かすかな声 (かすかなこえ) von Dazai Osamu (太宰 治) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 887 Zeichen · 2 Bildschirme
そうして人は、案外、甘さの中に生きている。他人の甘さを嘲笑しながら、自分の甘さを美徳のように考えたがる。
「生活とは何ですか。」
「わびしさを堪える事です。」
自己弁解は、敗北の前兆である。いや、すでに敗北の姿である。
「敗北とは何ですか。」
「悪に媚笑する事です。」
「悪とは何ですか。」
「無意識の殴打です。意識的の殴打は、悪ではありません。」
議論とは、往々にして妥協したい情熱である。
「自信とは何ですか。」
「将来の燭光を見た時の心の姿です。」
「現在の?」
「それは使いものになりません。ばかです。」
「あなたには自信がありますか。」
「あります。」
「芸術とは何ですか。」
「すみれの花です。」
「つまらない。」
「つまらないものです。」
「芸術家とは何ですか。」
「豚の鼻です。」
「それは、ひどい。」
「鼻は、すみれの匂いを知っています。」
「きょうは、少し調子づいているようですね。」
「そうです。芸術は、その時の調子で出来ます。」