Japanische Klassiker mit Furigana
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だいこん
だいこん
久生 十蘭
Lesen Sie だいこん von 久生 十蘭 (ひさおじゅうらん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 153.732 Zeichen · 303 Bildschirme
「フランス革命史を読むとき、革命議会の最後の審判に立たされたルイ十六世を、進んで弁護した三人の弁護士の話は、諸君にしたって感動せずにいられないだろう。三人のうちでいちばん若いド・セーズなどは、誰でもいやがる役、じぶんの命さえあぶなくなりかねない危険な状態を知りながら三時間も王のために雄弁をふるった。マーセルブという七十歳になる宮廷の顧問弁護士は寵臣がみな逃げてしまったのに、ただ一人踏みとまって王の弁護を申し出た。
〈世のひとがみな王のご愛顧をねがったころ、わたしは二度までも王の恩顧を辱なくしたものである。いまや多くのものが、そうすることが危険だと考えつつあるとき、であるからこそ、わたしは王のために義務をつくさなくてはならない。たとえギロチンにかけられるとしても〉
あの方は政府が戦争するときめるまで、戦争をするようにおっしゃったことはなかったと聞いている。政府のきめたことに反対なさらなかったのは、国民を信用していらっしゃるあの方としては当然のことで、あの方が戦争をおはじめになったことにはならない。お慕いもしていないくせに大君の辺に死すなどと出まかせをいい、あの方を戦争に利用しようとしていた悪党どもは、あの方があまり平和を愛されるので腹をたて、蔭で悪口をいっているのをよく聞いた。