Japanische Klassiker mit Furigana
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ふもれすく
ふもれすく
辻 潤
Lesen Sie ふもれすく von 辻 潤 (つじじゅん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 18.833 Zeichen · 37 Bildschirme
僕の親愛なるまこと君は今でもそれを明らかに記憶してその叔父さんをなつかしんでいるのである。
『或る百姓の家』の著者江渡狄嶺君を僕に紹介してくれたのもその渡辺君であった。
狄嶺氏とはしばらく音信消息を断絶しているが、僕は江渡君のような人が存在していることをひそかに心強く感じているのである。僕が氏を信じている如く、氏もまた必ず僕のことを信じていてくれることと自分は堅く信じている。僕は時々ひどくミサントロープになるが、そういう時は必ず僕は江渡君や渡辺君のことを思い出すのである。
野枝さんはそのうちゴルドマンの『婦人解放の悲劇』その他の論文をホンヤクしてひどくゴルドマンの思想に影響されて、やがて自分から日本のゴルドマンたらんとする程の熱情を示してきた。大杉君との間に生まれたエマちゃんは、即ちゴルドマンのエマからしかく名づけられたものである。
平塚らいてう氏がエレンケイならば、野枝さんはゴルドマンである。
野枝さんが「青鞜」を一人で編輯することになって、僕は小石川の指ケ谷町に住んでいた。
野枝さんは至極有名になって、僕は一向ふるわない生活をして、碌々と暮らしていた。