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Japanische Klassiker mit Furigana

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ふるさとのはやしのうた

ふるさとの林の歌

小川 未明

Lesen Sie ふるさとの林の歌 (ふるさとのはやしのうた) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 4.289 Zeichen · 9 Bildschirme

Aozora Bunko

あの真っ黒な目のきれいなこと、ほんとうにほんとうにかわいらしいこと。」と、彼女はいいました。

すると、この言葉を聞きつけて、小鳥は歌をやめて、じっと娘の方をながめていました。

「どうか私をかわいがってください。」と、小鳥はいいました。

「私は、兄弟も、姉妹もない独りぼっちなのです。毎日、この林の中をさまよって、独りでさびしく歌っています。」と、小鳥はつづけていいました。

娘は、小鳥のいうことを聞くと、

「かわいい小鳥さん、私は、かわいがってあげますよ。しかしどうして、そんなにおまえさんの目は、すきとおるように美しいんでしょう。」と問いました。

「それは、私は、生まれてから、まだ、汚いものを見たことがないからです。死んだお母さんは、私に向かって、けっして、町の方へいってはならない。もし町の方へ飛んでいって、そこでいろいろなものを見ると、おまえの目はそのときからにごってしまう。また光を失ってしまう。おまえは、この青々とした松林と清い谷川の流れよりほかに見てはならない。もし、わたしのいうことを守れば、おまえはいつまでも若く、美しいと申しました。」

「まあ、おまえさんは、そのお母さんの仰せを守っているのですか。