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Japanische Klassiker mit Furigana

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イグアノドンのうた

イグアノドンの唄

中谷 宇吉郎

Lesen Sie イグアノドンの唄 (イグアノドンのうた) von 中谷 宇吉郎 (なかやうきちろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 10.469 Zeichen · 21 Bildschirme

Aozora Bunko

ホワイト君は、死ぬまで肌身はなさず、一冊の写生帳を持っていた。ぼろぼろになったジャケットの下から出て来たこの写生帳が、話の発端である。その中には、いろいろな写生があるが、終りの方に、平原の彼方に、切り立った断崖に縁どられた高台の絵がある。そしてその次に、巨大な怪物の写生があって、それでおしまいになっている。そしてそれはジュラ紀の恐竜の一種ステゴザウルスそのままの姿なのである。

初めてチャレンジャー教授を訪れた時、マローン君は、この写生帳を見せられる。そしてランケスター氏の著書に出ているステゴザウルスの復原図とくらべて見て、両者が完全に一致していることにひどく驚いたのである。これが始りで、いろいろな経緯の末、けっきょくチャレンジャー教授を首班とする探検隊が、この失われた世界に出かけ、ステゴザウルスやイグアノドンの生きた姿を見ることになるわけである。南アフリカにおける現世空棘魚の発見の話は、このコナン・ドイルの小説を、まさに地で行ったものといえよう。

昨年の暮、英国のエヴェレスト遠征隊が、ヒマラヤで奇怪な人獣の足跡を発見したという記事が、一時新聞紙上を賑わしたことがあった。