Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
オフェリヤごろし
オフェリヤ殺し
小栗 虫太郎
Lesen Sie オフェリヤ殺し (オフェリヤごろし) von 小栗 虫太郎 (おぐりむしたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 29.366 Zeichen · 58 Bildschirme
そして、一人一人に渡す花にてんで違ったものを持ち出したのを見て、三人は秘かに顔を見合わせたのだった。
(オフェリヤの台詞)「さあ連理草(レイアティズに)、別れってこと、それから三色菫、これは物思いの花よ。あなたには茴香(王に)それから小田巻。あなたには芸香(王妃に)、私にも少しとって置こう。これね、安息日の祈草と云うのよ。それから、あの方には、雛菊を上げましょう。ああ、この迷迭香でもフルール・ドウ・ルシイ――いいえ百合の花でも、どっちでもいいのだけれどきっと凋んでしまうにきまってますわ、父の没くなりました時、それは立派な最期でしたけど」
と、弥生の春の花薔薇、いとしのオフェリヤは、そうして残りの花を、舞台の縁にふり撒くのだった。
がその時、幡江は暫く前方の空間を瞶めていて、そこに何やら霧に包まれながら遠退いて行くようなものが、あるかに思われた。
続いて舞台が廻ると、そこはエルシノアの郊外。いよいよ女ホレイショが、オフェリヤを小川の中に導く、殺し場になった。
そこは、乳色をした小川の流れが、書割一体を蛇のようにのたくっていて、中央には、金雀枝の大樹があり、その側を、淡藍色のテープで作られている、小川の仕掛が流れていた。