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Japanische Klassiker mit Furigana

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『ぐりむどうわしゅう』じょ

『グリム童話集』序

金田 鬼一

Lesen Sie 『グリム童話集』序 (『ぐりむどうわしゅう』じょ) von 金田 鬼一 (かねだきいち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 4.101 Zeichen · 8 Bildschirme

Aozora Bunko

に始めて用いたのではないかと思われるのだが、この書物は刊行せられたものかどうか、見たことがないので、私には断言しかねる。(因曰く、馬琴は童話をワラベモノガタリと訓ませている。次に、『異制庭訓往来』については、京伝は、文化十年から起算しておよそ五百年前に虎関和尚すなわち師練国師の作った書と主張している。また、京伝のなくなったのは、上記『グリム童話』第二巻があらわれた翌歳文化十三年である)。

グリムは、正確にいえば、児童用おとぎばなし(キンデル・メールヒェン)と家庭向きおとぎばなし(ハウス・メールヒェン)との合体したもので、京伝のいわゆるムカシバナシではあるが、馬琴のワラベモノガタリではない。しかし、グリムのいう「ハウス・メールヒェン」とは、その話の「素朴なる詩味は人としてこれを喜ばせざるなく、その真実はなんぴとをも訓えざるなきものなるがゆえに、また、そは永く家庭にとどまりて次々に伝わるものなるがゆえに」かく名づけたもので、この書物は全体として単に児童だけではなく、若々しい心をもつ成人の読物にもしたいというのがグリムの念願であり、また、訳者は、童話とは児童のプシューヒェすなわち童心ともいうべきものを作者とする作り話であると信じているがゆえに、この訳本の標題は、「児童および家庭お伽噺」