Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ジャックとまめのき

ジャックと豆の木

楠山 正雄

Lesen Sie ジャックと豆の木 (ジャックとまめのき) von 楠山 正雄 (くすやままさお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 8.339 Zeichen · 17 Bildschirme

Aozora Bunko

」

こういうふうにいいきかされると、ぐうたらなジャックのこころも、ぴんと張ってきました。知らないおとうさんのことが、なつかしくなって、どうしてもこの鬼をこらしめて、かすめられたたからを、とりかえさなくてはならないとおもいました。そうおもって、とてもいさましい気になって、おなかのすいていることも、くたびれていることも、きれいにわすれてしまいました。そこで、妖女にお礼をいってわかれますと、さっそく、鬼の住んでいるお城にむかって、いそいで行きました。

やがて、お日さまが西にしずむころ、ジャックは、なるほどお城のように大きな家の前に来ました。

まず、とんとんと門をたたくと、なかから、目のひとつしかない、鬼のお上さんが出て来ました。きみのわるい顔に似合わず、鬼のお上さんは、ジャックのひもじそうなようすをみて、かわいそうにおもいました。それで、さもこまったように首をふって、

「いけない、いけない。きのどくだけれど、とめてあげることはできないよ。ここは、人くい鬼のうちだから、みつかると、晩のごはんのかわりに、すぐたべられてしまうからね。」といいました。

「どうか、おばさん、知れないようにしてとめてくださいよ。