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Japanische Klassiker mit Furigana

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ソヴェトのしばい

ソヴェトの芝居

宮本 百合子

Lesen Sie ソヴェトの芝居 (ソヴェトのしばい) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 26.289 Zeichen · 53 Bildschirme

Aozora Bunko

――じゃ勿論、最低賃銀というものも、はっきり規定されてるわけだね。悪くないな……それで、大体どの位の収入があるんだ?

――話したね、さっき。――各劇場は、めいめい割りあてられた予算をもっているって。ここでも、その予算が出て来る。ソヴェトの劇場はその予算額に応じて、凡そ五つのグループに分けられてる。グループ一で、一ヵ月二万ルーブリ以上の予算、労働賃銀支払基金を一万五千ルーブリ持ってるような大劇場だと、第一級の俳優=芸術労働者は三百五十ルーブリから五百ルーブリ。芸術労働者の資格も八級ばかりにわかれていて、その位の劇場だと、ビリで七十五ルーブリから八十五ルーブリとるんだ。

――ふーん。……じゃあ舞台監督だの、振りつけ、照明、そんな技術家は?

――舞台監督はなかなかいいよ、第一グループの劇場で六百ルーブリ、第五グループで三百ルーブリ。装置をやる美術家が二百五十ルーブリから五百ルーブリ。振りつけ、大体百ルーブリから二百五十ルーブリ見当。

――下まわりはどうなんだい? 舞台裏だけ働いてるような連中……そこが大切だ。

――そうだ。それはまた別な賃銀標準ではらわれてるんだ。