Japanische Klassiker mit Furigana
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ソヴェトのしばい
ソヴェトの芝居
宮本 百合子
Lesen Sie ソヴェトの芝居 (ソヴェトのしばい) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 26.289 Zeichen · 53 Bildschirme
――レヴューは?
――ソヴェト式レヴューがあるよ。
――オペレットは?
――ある。でも、やっぱりソヴェト式だ。
――……ついでだから、どうだい一つ見て来た芝居、例えば、モスクワ芸術座なら芸術座、МОСПС《エムオーエスペーエス》それぞれについての印象を話してきかせないか?
――素人だからな。……でも、若し興味があるんなら、この手帳みてくれないか。
――ほう、よくも貼りつけたね。一杯、貼ってあるじゃないか、……これがみんなモスクワで見た芝居の切符かい? これ何だろ。
――ああ、『イズヴェスチア』へ毎日出る芝居の広告を、見本としてきりぬいといたんだ。
――何だい、この一等したの、大きな字で印刷してあるのは。
――ベガ――……競馬の広告だ。
――競馬もあるのかい? 行ったか?
――行って凍えて来た。
――金をかけるのか?
――かける。馬種改良の目的だから、馬は二輪車をつけて走るんだ。
――お前に競馬のことを聞いたって、ものにならないのは、わかってるよ。――おや、これは?
――劇場は、どこでもそこの壁新聞をもっている。工場や役所、学校と同じに。――劇場壁新聞の展覧会の写真だ。