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Japanische Klassiker mit Furigana

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ぶらうんしんぷそうせつ

ブラウン神父総説

村崎 敏郎

Lesen Sie ブラウン神父総説 (ぶらうんしんぷそうせつ) von 村崎 敏郎 (むらさきとしろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 3.740 Zeichen · 8 Bildschirme

Aozora Bunko

チェスタートンのブラウン物もいよいよこれが最後の第五集 The Scandal of Father Brown(1935)である。ハヤカワ・ミステリ既刊の「ブラウン神父の無知」「知慧」「懐疑」「秘密」に続くもので、計五十一篇になる。ただ最後の「村の吸血鬼」だけは後に発表されたものであるが、ブラウン物を総集する便宜上ここに収録しておく。

さて毎度引き合いに出して恐縮だが、英国ローマ・カトリック教会の大司教であると同時に「陸橋殺人事件」などの作家でもあるロナルド・ノックス師は、オクスフォード叢書から出た「ブラウン神父選集」の序文で、「醜聞」には作者晩年の意気がうかがわれる佳作が多いと批評した上、次の四篇を選んでいる。

「古書の呪い」「緑色の人」「ピンの先き」「とけない問題」

私見では、このうち前二者は特に優れていて、ブラウン物中最上のグループに入れられそうである。しかしその他の各篇もよくそろつていて、とりどりにおもしろい。ただ作品の配列がちよつとまずくて、ホテルが二度続き、海岸も二度続くのが、多少気になる。もう一つ目につくのはユーモラスな味がますます濃厚になつてきて、神秘的な雰囲気描写がやや薄れている点である。