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Japanische Klassiker mit Furigana

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せんきゅうひゃくにじゅうしちねんはちがつより

一九二七年八月より

宮本 百合子

Lesen Sie 一九二七年八月より (せんきゅうひゃくにじゅうしちねんはちがつより) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 3.969 Zeichen · 9 Bildschirme

Aozora Bunko

何かにつれて※Aと話して居ると、Yがひとり椅子によって居てこちらを見て居る意識になやまされ、ふと顔を見ると、Y、とても怒ったような苦しいような切迫した表情なので、はっとし、苦しく座に堪えず。立って出る。あとこっちできいて居ると、YとA話して居るのでやっと安心。

※にA好意をもって居るなり ※もそれを知ってわるい心地でない

Aかえったあと、Y「あんな奴もう絶交してやろうか」などいう。

※変に居心地わるく苦しい心持になって それから数日陰鬱になる。

何となし

AとYとの感情の故にどうこうと云って、Aが惜しいのではないが……さて、……煙草の煙の最後の渦が消えたような心持とでもいうか。

〔欄外に〕

Aの性格に対して、※好意は大して持たない ガンコなところ 自分の云いたいことしか云わないようなところ。

こせつく口やかましいところなど

四月

恋、字の通りこい、あるものを追う、なきものを追うのが恋か という心地

わがものにならぬものをものとせんとつとめるまでの ひかるる心 恋

二つの愛

※

対手はひとりでよし

しかしその人が日々に新たな心の弾み、欲情、熱中をもって自分との生活をやってくれないとものたりなくなる心地