Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

アリゾナのめとら

世界怪奇実話II

牧 逸馬

Lesen Sie 世界怪奇実話II (アリゾナのめとら) von 牧 逸馬 (まきいつま) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 45.877 Zeichen · 91 Bildschirme

Aozora Bunko

これが土曜日のことで、ルウスはけろりとして病院へ現れて、一日一杯いつものように快活に立ち働いた。が、夕方帰り際に、

「羅府の良人から手紙が来て、鳥渡行かなければなりません。ボウルドウイン博士に、そう申上げて下さい。水曜日には帰れると思います」

そして、自分の代りに、スピッケルマイヤアという看護婦を、市の看護婦会から臨時に雇って来て、仕事に差閊えないようにしたりした。ひどく落ち付いたものである。

これらの調査がフォニックス市で進捗している間に、羅府では、ルウス・ジュッドの行方を求めて、未だに大騒動を演じている始末だ。

何処へ行ったか皆目知れないのである。

ジュッド医師とバアトン・マッキンネルは、囮として一時釈放されて、昼夜間断なく尾行がついている。サンタ・モニカのケリイ・ジュッドの家には、女巡査が張り込んで、すべての電話をケリイの声色で、応対しているのだ。

月、火、水、木――日は流れる。

捜査本部は、新聞記者の大洪水だ。何時ルウスが発見されるか判らないので、誰一人一秒も部屋を離れる者はなく、署員の顔色から捜査の発展を看取しようと、一同眼を光らせているのだ。