Japanische Klassiker mit Furigana
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ちょうさきかん
中井正一評論集
中井 正一
Lesen Sie 中井正一評論集 (ちょうさきかん) von 中井 正一 (なかいまさかず) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 129.229 Zeichen · 256 Bildschirme
永遠の一瞬
フォルケルトもまた、こういう時間を、時間の根源的姿 Zeit-Urschau というような言葉であらわしている。
少し話がむずかしくなったが、要するに、もはや、知情意といったような自分の中に三つの玉のような、「魂」がごろごろところがっているというような考えかたは、もはや、私たちに用のないものとなってしまったのである。むしろ「知識」とは、流れている時間を、ふりかえって、記憶として、固定してみる立場であって、もはや、死んだ時間である、ちょうど、人間をばらばらにして解剖する時に、もはや、それは屍体を取り扱う(ポスト・モルテム)ように、味気ないものであり、こわばった影の世界にしかすぎないと、考えられるのである。それに反して、「意志」の世界は、丸い玉のような魂でなく、時間でいうならば、未来のような世界である。存在でいうならば、これから可能な世界である。つまり、丸い玉(魂)ではなくして、それは、時間の中に、ばらばらにときほぐされてしまっていると考えらるべきである。
永遠の一瞬
日本の芸術論の中に、「人の神を見ること飛鳥の目を過ぐるが如し、その去ること速かなれば速かなるほどその神いよいよ全し」