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Japanische Klassiker mit Furigana

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いぎょ

中谷宇吉郎集 第七巻

中谷 宇吉郎

Lesen Sie 中谷宇吉郎集 第七巻 (いぎょ) von 中谷 宇吉郎 (なかやうきちろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.841 Zeichen · 111 Bildschirme

Aozora Bunko

それだけの人間が生活して行くには、水も食物も相当補給してやらなければならないが、それよりももっと大切で、且つ目方もかかるものは、空気である。

さし渡し四十二間のこの大きいドーナツと、スポークとの容積は、合計一八、四〇〇立方メートルになる。一立方メートルの空気の目方は、一・三キロであるから、初めに衛星内にみたす空気は、約二万四千キロ、即ち二十四トンの目方になる。空気というものは、とんでもなく重いものである。

初めに二十四トンの空気を運んだだけではすまないので、その後もずっと補給をつづけなければならない。もっとも消費されるのは、酸素であるから、あとは酸素だけ補給すればよい。人間一人当り一日に酸素を約一キロ半消費するので、八十人では一日に百二十キロくらいになる。この補給の方は、ロケット船一隻で、約四ヶ月分の酸素が送れるから、大したことはない。酸素は圧縮ガスの形で運ぶと、ボンベの目方が中身の十倍くらいかかるので、液体酸素にして、大型の魔法瓶に入れて運ぶ。そうすると、風袋は中身と同じくらいの目方ですむ。

ところで初めに運ぶ空気であるが、これは必ずしも普通の空気である必要はない。