Japanische Klassiker mit Furigana
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「もくせい」ごうのなぞ
中谷宇吉郎集 第六巻
中谷 宇吉郎
Lesen Sie 中谷宇吉郎集 第六巻 (「もくせい」ごうのなぞ) von 中谷 宇吉郎 (なかやうきちろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 130.784 Zeichen · 269 Bildschirme
そして耕土、作付、除草、収穫と、全農業過程が、機械によって処理されている。
畑作灌漑というのは、畑の畝を少し高くして、畝と畝との間に水を流すのである。従って畑は完全に平らである。そういう水面のように平らな畑を、数千エーカーの土地について求めることはもちろん出来ない。それで主食は今日でも、まだ粗放な乾燥農業をしている。
ミズリイ河流域の図
半沙漠地帯における乾燥農業は、急激に地力を消耗させる。それでコロラド州などでは、全面積を二分して、半分だけに作付をして、残りの半分を一年間休ませているところが多い。よく行なわれている方法は、小麦に牧草を混播し、麦を苅ったあとこの牧草をのばす方法である。牧草は翌年はそのままにしておいて、飼糧をとり、二年目の春掘り起して緑肥にする。そしてまた麦と牧草とを混播する。麦から見れば二年一毛作である。日本ではちょっと考えられないことであるが、このようにして、ようやく地力を保持しているのである。
日本人のような勤勉な農家にとっては、灌漑による蔬菜栽培が、経営上有利である。それでコロラド州の日本人農家は、この灌漑畑作をしているのが、大多数だということである。