Japanische Klassiker mit Furigana
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「もくせい」ごうのなぞ
中谷宇吉郎集 第六巻
中谷 宇吉郎
Lesen Sie 中谷宇吉郎集 第六巻 (「もくせい」ごうのなぞ) von 中谷 宇吉郎 (なかやうきちろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 130.784 Zeichen · 269 Bildschirme
そういえば、歌舞伎の至芸などというものも、ひょっとしたら、それに類似したものかもしれない。
ところで、これと似たようなことが、神鳴嫌いの人にあれば、今までの科学では説明出来ないことがあっても、そう慌てるには及ばない。しかしこういう議論はすべて、本当に神鳴を予知する人があり、その予知の時期が説明可能の時間よりももっと前である場合が、もしあったならばという条件付の話である。
いささか、富籤でもし百万円当ったらどうしようかという心配に似ているようである。あるいはもっと確率の少ない話であるかもしれない。しかし神鳴嫌いで、雷雲がくるずっと前から頭が痛くなるという人のことは、ちょいちょい耳にする。しかもそういう人は、吉右衛門氏が一番いい例であるが、天才型または名人肌の人に多いようである。
誰か夏休みの鎖夏法の一つとして、ちょっと調べてみても面白いかもしれない。もっとも既に調べられた人があるかもしれないが。(昭和二十五年六月『文藝春秋』)