Japanische Klassiker mit Furigana
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にばんめのむすめ
二番めの娘
小川 未明
Lesen Sie 二番めの娘 (にばんめのむすめ) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.488 Zeichen · 16 Bildschirme
やはり雪のために、餌を探しに里の方へやってきたのだと思われます。
子供たちは、これを見ると、なんとなくかわいそうに思いました。それで、あわもちがあったからそれを小さくして、圃の方へ、窓から投げてやりました。すると、からすは、目ざとくそれを見つけて、一羽のからすが降りて、雪の中から、もちぎれを拾いあげると、また立ち上がって木の枝に止まりました。子供らはどうするだろうかと見ていますと、そのからすは、自分で、それを食べずに、下の枝に止まっていた、からすのくちばしにそれをいれてやったのです。餌を拾ったからすは、母親であって、それを食べさしてもらったのはその子供であると思われました。
「まあ、なんとやさしいもんでないか?」と、子供たちといっしょにそれを見ていた、母親がいって感心しました。これを見るにつけて母親は、二番めの娘の身の上を案じました。
「あのしんせつな、人のよさそうな小父さんのことだから、娘は、しあわせに暮らしているにちがいなかろうが、どんなにか、あの遠方に離れているのでさびしかろう……。」
と思い、涙ぐまずにはいられませんでした。
「お姉ちゃんは、どうしたろうね?」