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Japanische Klassiker mit Furigana

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はいくとはどんなものか

俳句とはどんなものか

高浜 虚子

Lesen Sie 俳句とはどんなものか (はいくとはどんなものか) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 51.046 Zeichen · 99 Bildschirme

Aozora Bunko

夏の月(や)平陽の妓の水衣

谷紅葉(や)夕日を渡る寺の犬

もしくは、

夏の月平陽の妓の水衣(かな)

谷紅葉夕日を渡る寺の犬(かな)

というふうに切字が省略されているものと見、従って「月」「水衣」「紅葉」「犬」等が切字の働きをもなしていると言ってよいのであります。

ここにおいてか、人によると、

俳句には必ず切字がある、とこういう断定を下す人もあるのでありますが――ちょうど人間の談話には必ず調子及び意味の段落があるというのと同じ意味で――しかし前掲の「誰」「立伸て」「秋曇」「月」「紅葉」「水衣」「寺の犬」の類は切字同様の働きをなすことはなすが、しかしそれ自身が切字ではない、とみる方が穏当でありますから、やはり第一章の(五)において申し上げたように、

「俳句には多くの場合切字を必要とします」という方が適切だと考えるのであります。(28)

ただ、

その切字のない俳句にも名詞その他によって自然に調子及び意味の段落はある。(29)

ということをわきまえておく必要はあります。実際の会話の場合においても「立派な花」「困った人」というように「です」という助字をはぶいて十分に意味を通ずることができる、それとおなじことなのであります。