Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくとはどんなものか
俳句とはどんなものか
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句とはどんなものか (はいくとはどんなものか) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 51.046 Zeichen · 99 Bildschirme
よく我等の実験する光景だと思います。
「ぬしの無い」の句は客席にあっては配膳についていると、そこに一つ空席があってそこの膳には主がない、それが何となく目についているとやがて給仕の女がきてその膳を下げて行った、何だか浅ましいような心持がした、というのであります。瑣細な心持ではありますが、改まった客席にこういうことのあるのはいい心持のしないものであります。「暑さかな」とあるのは折節暑い時候であったがために不愉快の心持を暑さに寄せたのであります。
「夏を宗と」の句は、我が庵は夏涼しいようにとそれを唯一の目的にして作ったところが、秋になって野分が吹くと風当たりが強くって閉口だというのであります。
さてかく解釈してきてみますると、
天明の句にはおのずから元禄に異なった特色がみられるのであります。その一、二をいうと、華美、活動、繊細、巧緻というような点であります。(43)
元禄に対照してみるとこういう点は著しく目立ってみえます。
けれども注意しなければならぬことはそれは元禄に比して相違の点を見出すからのことでありまして、もし宗因以前の句とくらべてみますると、天明の句は決して元禄の句が宗因時代の句に対してなしとげたような革命を元禄の句に対してやっているのではありません。