Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 73.016 Zeichen · 144 Bildschirme
其処に理窟をこじつけ、その理窟を面白がるのである。たとえば、三日見ぬうちに莟であった桜が、もう満開になってしまった、というだけでは満足しないで、「世の中は三日見ぬ間に桜かな」といわねば承知せぬ。即ち桜のまたたくうちに咲くという事を世の中の事にたとえ、世の転変は皆かくの如きものであるといわねば、面白くないように心得ているのである。暁になって湯婆がさめた、というような場合には、何となく淋しく哀れなような心地がして詩情が動くものである。その暁になったから湯婆がさめた、とそのままにいえば、趣味のある文学的の句になるのであるに、月並家はそれでは不承知なので、「夢よりは先へさめたる湯婆かな」というて得々としているのである。ただ早くさめたというだけでは面白くない、夢よりさきにさめたといって始めて面白いというのは、湯婆のさめたことには趣味がないが、夢よりさきにさめたと理窟をいうところに趣味があるという事になる。さて以上のような月並的の句と、召波の元日の句とを比較したらどうであるか。等持院の一間にいて、垣ごしに裏の麦畑を見ながら、元日の長閑な淋しい趣味を感じた召波は、「世の中は」