Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 73.016 Zeichen · 144 Bildschirme
一人の旅人が休んで立去ったと思うと、もう其処に他の旅人が休んでおる。――時としては二人も三人もやすんでおることがあるかも知れぬ――何にしてもその石の上に旅人の絶えたことがないというのである。夏野の道を旅人の小止みなく通っていることも聯想さるれば、その石を唯一の休み場処とする夏野の広々とした光景も覗われる。この句もまたこの切字のないような一直線な叙法が、旅人のいつも絶えずに其処に休んでいることを聯想さすに十分の力を持っているのである。この句の作られた時から今日までもまだその野中の石には、いつも入り交り立ち交り旅人は休んでいるような心持がするのである。
夏野尽きて道山に入る人力車 子規
夏野を人力車で越していると、随分長い夏野の路ではあったけれども、漸くもう野を越えてしまって、それから道がまた山に入るようになった、人力車はやはりその山路を通るべく其処へ引き入った、というのである。これらは夏野を正面から描かず、広い夏野は遠景の方にぼかしてしまって、目前の景色はその夏野の果になって、これから山路にかかろうという所に、一人の旅人を乗せた人力車を描き出したのであった。