Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 73.016 Zeichen · 144 Bildschirme
乾びたる三井の仁王や冬木立 其角
三井寺の山門に仁王がある、その仁王は年月を経て、色彩なども剥げておるのであるが、それが殊に冬になって、その山門前に突立っておる木が、皆落葉して冬木立になっておる時に見ると、殊に乾びた感じが強いというのである。木々が若葉しておる頃に見ると同じ仁王でも、やはりその若葉に打映えて何処か生々しいところがあるように感ずるのであるが、その木が皆冬木立になっていると、仁王も同時に枯れ朽ちたような心持がするのである。三井の山門が木立の間に在る光景も自然に想像されるのである。
冬枯の木の間尋ねん売屋敷 去来
この辺に売り屋敷があるという事を聞いて見に来たのであるが、ちょっと見当らない。大方この冬枯れておる木立がある、その間の辺にでもあるのであろう。その木の間を尋ねて見ようというのである。家も住む人がなくなって売屋敷となっておるその落莫の感じのするところのものを、天然も冬枯れておる木立の中に尋ね入るのである。冬枯の木といわずとも冬木と言うてもすむのであるが、それが元禄時代の事であるから、まだ冬木立という成語がそう大きな力を持たず、自然こういう句も出来たのであろう。