Japanische Klassiker mit Furigana
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けちょう
化鳥
泉 鏡花
Lesen Sie 化鳥 (けちょう) von 泉 鏡花 (いずみきょうか) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 17.872 Zeichen · 35 Bildschirme
」
そればかりではなかった、私の児心にも、アレ先生が嫌な顔をしたな、トこう思って取ったのは、まだモ少し種々なことをいいあってから、それから後の事で。
はじめは先生も笑いながら、ま、あなたがそう思っているのなら、しばらくそうしておきましょう。けれども人間には智慧というものがあって、これには他の鳥だの、獣だのという動物が企て及ばないということを、私が河岸に住まっているからって、例をあげておさとしであつた。
釣をする、網を打つ、鳥をさす、皆人の智慧で、何も知らない、分らないから、つられて、刺されて、たべられてしまうのだトこういうことだった。そんなことは私聞かないで知っている、朝晩見ているもの。
橋を挟んで、川を遡ったり、流れたりして、流網をかけて魚を取るのが、川ン中に手拱かいて、ぶるぶるふるえて突立ってるうちは、顔のある人間だけれど、そらといって水に潜ると、逆になって、水潜をしいしい五分間ばかりも泳いでいる、足ばかりが見える。その足の恰好の悪さといったらない。うつくしい、金魚の泳いでる尾鰭の姿や、ぴらぴらと水銀色を輝かして跳ねてあがる鮎なんぞの立派さにはまるでくらべものになるのじゃあない。