Japanische Klassiker mit Furigana
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
Lesen Sie 十二支考(下)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) von 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 251.906 Zeichen · 495 Bildschirme
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(大正九年一月、『太陽』二六ノ一)
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『仏本行集経』三三に、仏、成道して最初に説法すべき人を念じ、優陀摩子然るべしと惟うに、一天神来りて彼は七日前に死んだと告ぐ。世尊内心智を揮い、かの者死して非々想天に生まれ、八万四千大劫の後ここに堕落して飛狸身を受け、諸畜生を害しまた婬し、その報いで餓死して今度は地獄に生まるるはずと知ったとある。『経律異相』三九に、『毘毘曇婆沙』を引いていわく、昔一国王常に優陀摩子を敬し魚食を施す、この仙人食時ごとに空を飛び王宮に詣り、王迎えて自ら抱いて金牀上に坐せしめ食を供うるを、仙人食い終って偈を説き、呪願して飛び去った。しかるに王事故あって他行するに臨み、この仙人気短ければ、王同然に給事篤くする者なくては大いに怒り、呪詛して王位を失わしめまた殺すだろうと心配の余り、王女に汝我に代りよく供養すべきやと問うに、能くすと答う。因って万端抜かりなきよう言い含めて出で立った。後日食事に仙人飛び来り、王女自ら迎え抱いて金牀上へ坐せしめた。ここでちょっと中入りに申し上ぐる。キリスト教では眼で視とれたばかりが既に姦婬同然といい、儒書にも宋の華父督が孔父の妻を途に見、目逆えてこれを送り曰く、美にして艶なりと、竹添先生の箋に、〈およそ女子の美を称うるは顔色を言う、すなわち艶はその光なり、美の尤なるは