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Japanische Klassiker mit Furigana

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なんばんひわもりうこんまる

南蛮秘話森右近丸

国枝 史郎

Lesen Sie 南蛮秘話森右近丸 (なんばんひわもりうこんまる) von 国枝 史郎 (くにえだしろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 55.869 Zeichen · 112 Bildschirme

Aozora Bunko

その他の武士は部下らしい。

そうしてこれ等は云う迄もなく、処女造庭境を支配している唐姫という女の家来なのであった。

「民弥という娘を捕らまえて、唐姫様のお言葉を、是非ともお伝えしなければならない」

こう云ったのは浮木である。

「しかしくれぐれも云って置くが、決して手荒くあつかってはいけない。丁寧に親切にあつかわなければならない」

「かしこまりましてございます」

こう云ったのは三郎太である。「丁寧にあつかうでございましょう」

「南蛮寺の裏の貧しい家に、住居をしているということだ」

またも浮木は云い出した。

「で慇懃に訪れて、事情を詳しく話すがいい」

「承知いたしましてございます」こう答えたのは銅兵衛である。

「唐姫様が仰せられた、お前達ばかりをやった日には、人相が悪く荒くれてもいる、恐らく民弥という若い娘は怯えて云うことを聞かないだろうと。で妾も行くことになったが、憎い信長の管理している、京都の町を見ることは、この妾としては好まないのだよ」

「ご尤も千万に存じます」頷いたのは三郎太で「しかし我々が長い年月、心掛けていました南蛮寺の謎が、解かれることでございますから……」