Japanische Klassiker mit Furigana
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「こりゅうきゅう」
古琉球
伊波 普猷
Lesen Sie 古琉球 (「こりゅうきゅう」) von 伊波 普猷 (いはふゆう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 29.421 Zeichen · 61 Bildschirme
私は彼れの自叙伝を読んで始めて三、四十年間の彼れの活動の偶然でないことがわかりました。諸君がもし彼れが書いた『独物語』や『教条』を繙かれたら、その注意の永遠に渉り、その政策の適切なる、真に琉球第一の政治家としてまたある意味に於て、一個の外交家として民衆を誘導し、教訓し、沖縄群島の住民を可憐なる状態から救うたということがおわかりになりましょう。彼れは向象賢よりもヨリ大なる時勢の解釈者でありました。彼れは時勢の謳歌者ではなくて、寧ろ時勢の作為者でありました。向象賢は沖縄を経済的に救って、更に沖縄人の向うべき方針を暗示致しましたが、「人間実理実用之道有形無形共其秘旨」を授けられた蔡温は向象賢が造った余裕を利用して、沖縄人をしてただ租税を払って生きるという外に、更に人間としてなされなければならぬ事の沢山あるという事を教えました。彼れの『独物語』は向象賢の『仕置』に倣って書いたものと思われるが、その中に自国の立場についての考えを露骨に言いあらわしています。
毎年御国元(薩摩)へ年貢米差上候儀御当国大分御損亡の様に相見得候得共畢竟御当国大分之御得に相成候次第誠以難尽筆紙訳有之候往古者御当国之儀政道も然々不相立農民も耕作方致油断物毎不自由何篇気儘之風俗段々悪敷剰世替(革命)之騒動も度々有之万民困窮之仕合言語道断に候処御