Japanische Klassiker mit Furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Lesen Sie 名人長二 (めいじんちょうじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 67.631 Zeichen · 134 Bildschirme
茂「だから草鞋銭だと云ったのだ、二分の草鞋がありゃア、京都へ二三度行って帰ることが出来る」
玄「ところが愚老の穿く草鞋は高直だによって、二百疋では何うも国へも帰られんて」
茂「そんなら幾許欲いというのだ」
玄「大負けに負けて僅か百両借りたいんで」
三十六
由「おやまア呆れた」
茂「岩村さん、お前とんでもねえ事をいうぜ、何で百両貸せというのだ、私アお前さんにそんな金を貸す因縁はない」
玄「成程因縁はあるまいが、龜甲屋の御夫婦が歿った暁は、昔馴染の此方へ縋るより外に仕方がないによって」
茂「昔馴染だと思うから二分はずんだのだ、左様でなけりゃア百もくれるのじゃアない、少いというなら止しましょうよ」
玄「宜しい、此方でも止しましょう、憚りながら零落しても岩村玄石だ、先年売込んだ名前があるから秘術鍼治の看板を掲けさいすれば、五両や十両の金は瞬間に入いって来るのは知れているが、見苦しい家を借りたくないから、資本を借りに来たのだが、貴公が然ういう了簡なら、貸そうと申されてももう借用はいたさぬて」
茂「そりゃア幸いだ、二分棒にふる