Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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めいじんちょうじ

名人長二

三遊亭 円朝

Lesen Sie 名人長二 (めいじんちょうじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 67.631 Zeichen · 134 Bildschirme

Aozora Bunko

と調子に乗って声高に談判するを、先刻より軒前に空合を眺めて居りました二人の夜店商人が、互いに顔を見合わせ、頷きあい、懐中から捕縄を取出すや否や、格子戸をがらりっと明けて、

「御用だ……神妙にいたせ」

と手早く玄石に縄をかけ、茂二作夫婦諸共に車坂の自身番へ拘引いたしました。この二人の夜店商人は申すまでもなく、大抵御推察になりましたろうが、これは曩に吟味与力吉田駒二郎から長二郎一件の探偵方を申付けられました、金太郎繁藏の両人でございます。

三十七

岩村玄石を縛りあげて厳重に取調べますと、此の者は越中国射水郡高岡の町医の忰で、身持放埓のため、親の勘当を受け、二十歳の時江戸に来て、ある鍼医の家の玄関番に住込み、少しばかり鍼術を覚えたので、下谷金杉村に看板をかけ、幇間半分に諸家へ出入をいたして居るうち、根岸の龜甲屋へも立入ることになり、諂諛が旨いのでお柳の気に入り、茂二作夫婦とも懇意になりました所から、主人半右衞門が病気の節お柳幸兵衞の内意を受けた茂二作夫婦から、他に知れないように半右衞門を毒殺してくれたら、百両礼をすると頼まれたが、番木鼈の外は毒薬を知りません。