Japanische Klassiker mit Furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Lesen Sie 名人長二 (めいじんちょうじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 67.631 Zeichen · 134 Bildschirme
ことを聞いて居ります上に、今また年に似合わぬ善い心掛なのを聞いて深く心に感じ、これにひきかえて兄の助藏が放蕩に金銭を使い捨てるに思い較べて、窃かに恥じましたから、ちょっと赤面致したので、また長二もお島を見て別に美しいとも思いませんが、是まで貧民に金銭を施すのを、職人の分際で余計な事だ、馬鹿々々しいから止せと留める者は幾許もありましたが、褒める人は一人もありませんでしたに、今十七か十八のお嬢さんが褒めたのでありますから、長二は又お島が褒めた心に感心を致して、其の顔を見たのでございます。助七はそれらの事に毫も心づかず、
「親方の施し道楽は至極結構だが、女房を持たないと活計向に損がありますから、早く良いのをお貰いなさい」
長「そりゃア知っていますが、女という奴ア吝なもんで、お嬢さんのように施しを褒めてくれる女はございませんから持たないんです」
助「フム左様さ、女には教えがないから、仁だの義だのという事は分らないのは道理だ、此の娘なぞは良い所へ嫁に遣ろうと思って、師匠を家へ呼んで、読書から諸芸を仕込んだのだから、兎も角も理非の弁別がつく