Japanische Klassiker mit Furigana
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そうせきしとわたし
回想 子規・漱石
高浜 虚子
Lesen Sie 回想 子規・漱石 (そうせきしとわたし) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 115.187 Zeichen · 231 Bildschirme
この論法からいうと親と喧嘩をしても充分自己の義務を尽して居るのであります。天に背いても自分の義務を尽して居るのであります。況んや隣り近所や東京市民や日本人民や乃至世界全体の人の意思に背いても自分には立派に義理が立つ訳であります。これではちと気焔が高過ぎましたね。少々ひまになったから余計な事を書きます。
昔はコンな事を考えた時期があります。正しい人が汚名をきて罪に処せられるほど悲惨な事はあるまいと。今の考は全く別であります。どうかそんな人になって見たい。世界総体を相手にしてハリツケにでもなってハリツケの上から下を見てこの馬鹿野郎と心のうちで軽蔑して死んで見たい。もっとも僕は臆病だから、本当のハリツケは少々恐れ入る。絞罪位な所でいいなら進んで願いたい。
四方太先生いよいよ文章論をかき出しましたね。あれを何号もつづけたらよかろう。もっとも文章論と申すほどな筋の通ったものではない、全く文話という位なものですな。鳴雪老人のは例によって読みません。『漾虚集』を御批評下さってありがたい。ことに野菜づくしはありがたい。『中央公論』にね、「大魚に呑まれたる人」という小説がありますよ、伊藤銀月という人のかいたものです。