Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

ちちゅうま

地中魔

海野 十三

Lesen Sie 地中魔 (ちちゅうま) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 24.599 Zeichen · 50 Bildschirme

Aozora Bunko

「しかし大事件を頼んでいったよ。芝浦の大東京倉庫の社長さんが来たんだ。昨日の夕刻、沖合から荷を積んでダルマ船が桟橋の方へやって来るうち、中途で船がブクブク沈んでしまった。貴重な品物なので今朝早く潜水夫を下してみたところ、チャンと船は海底に沈んでいた。しかし調べているうちに、大変なことを発見した」

「面白いね」と三吉少年は手をうった。

「なにが面白いものか」と眼をグリグリとさせて「荷物の一部がなくなっているんだ。しかも一番急ぎの大切な荷物が」

「その荷物というのは、なーに?」

「地下鉄会社が買入れた独逸製の穴掘り機械だ。地底の機関車というやつだ。三噸もある重い機械が綺麗になくなってしまったんだ」

不思議も不思議!

ホラ探偵大辻又右衛門

「地底機関車というのは、素晴しく速力の速い穴掘り機械で、今日世界に一つしかないものだそうだ。何しろそれを造った独逸の工場でも、もう後を拵えるわけにゆかない」

「なぜ?」と三吉少年は訊ねた。

「それを作った技師が急死したからだ」と、ここで大辻老は得意の大眼玉をグリグリと動かした。「地下鉄では青くなっている。是非早く探してくれというんだ。