Japanische Klassiker mit Furigana
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キリストしんとのなぐさめ
基督信徒のなぐさめ
内村 鑑三
Lesen Sie 基督信徒のなぐさめ (キリストしんとのなぐさめ) von 内村 鑑三 (うちむらかんぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 51.320 Zeichen · 100 Bildschirme
者は福なり、そはこころみを経て善とせらるる時は生命の冕を受くべければなり、この冕は主己を愛するものに約束し給いし所のものなり。(雅各書一章十二節)
来らんとする未来の観念は汝を慰むるや否やを知らず、今これを汝に説く反て汝を傷ましむるを恐る、しかれども世界の大英雄大聖人の希望と慰は多くは未来存在の信仰にありき、ソクラトスは霊魂不滅について論究しつつ死せり、老牧師ロビンソン医師より危急の報を聞くや彼の友人に告ていわく「死とはかく平易なるものなるや」と、スウィーデンボルクまさに死せんとするや友人彼の心中の様を問う、彼答ていわく「幼時老母の家を訪わんとするの喜悦あり」と、ビクトル、ヒューゴは仏国の詩人にして小説家なり、彼の著述は欧洲を震動せしめ、彼の筆誅に罹りし高慢なる宗教家と政事家は彼を虚无党と称し無神論者と見做したり、彼れ歳八十にしてなお壮年の希望あり、一日彼の未来存在に関する信仰を表白していわく、
余は余に未来生命の存するを感ず、余は切り倒されたる林の木のごとし、新鮮なる萌芽はいよいよ強くいよいよ活溌に断株より発生するを見る、余は天上に向て登りつつあるを知る、日光は余の頭上を輝せり、地はなおその養汁を以て余を養えども、天は余のいまだ識らざる世界(天国)の光線を以て余を輝らせり、人は言う