Japanische Klassiker mit Furigana
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ようかいがく
妖怪学
井上 円了
Lesen Sie 妖怪学 (ようかいがく) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 59.416 Zeichen · 117 Bildschirme
しかして、第一の原因は格別説明を要するほどのものにあらざれども、第一より第三に及ぼすはその順序よろしきをもって、まずはじめに第一の原因を述ぶべし。
まず第一の原因は、コックリの装置すなわち三本の竹と飯櫃の蓋の、すでに動揺、回転しやすき組み立てを有するをいう。三本足はいたって動きやすきものにして、その左右に回転するにも、上下に動揺するにも、最も適したる組み立てなり。別してその竹の長さを限り、その結ぶ所の点を限るがごときは、すなわち自然に動揺するに最も適したる点を取るなり。これをもって、その装置は外より軽くこれに触るるも、ただちに動かんとするの勢いを有す。これ、その回転する一原因なり。
第二の原因は、内外両界の間に起こる原因にして、いかなるものも多少の時間、手を空中に浮かべて一物を支えんとするときは、必ず手に動揺を生ずるを見る。けだし、活動物はその一部分たりとも、永く静止して一点に保つことあたわざるものなり。また、衆人中一人くらいは手を静止することを得るも、衆人ことごとく同時に静止することあたわざるべし。もし、その中の一人、一寸手を動かせば、その動勢をコックリに伝え二寸動揺を示すべきは、装置の事情すでにしかるなり。