Japanische Klassiker mit Furigana
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ようかいがく
妖怪学
井上 円了
Lesen Sie 妖怪学 (ようかいがく) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 59.416 Zeichen · 117 Bildschirme
あともなく治するなり。
(八)いぼの呪術
雷の鳴るとき外に出て、みごぼうきをもて三遍はきおとすまねをすれば消ゆるという。また、精霊祭りに用いたるみそはぎをたくわえおきて、それにてなでたるもよしといえり。
(九)血どめの呪術
切りきずなどにて血出でて止まらざるときは、何草にても三品とり、わが手中にてもみ付くるなり。一草ごとに天にむかい手を合わせ、「朝日が下の三の葉草付くるととまる血がとまる、あびらうんけんそわか」と三度唱え、一草よりまたはじめのごとく唱えて一草とり、また唱えて一草とり、以上三草をもみて付くるときは、たちまち血とまること神のごとし。歌は一遍よみ、「あびら……」は三遍唱うるなり。
(一〇)痔疾を治する呪術
茗荷をとりて信心にいのり、一生茗荷を食すまじき願をたつれば、奇妙にしるしあること神のごとし。
(一一)田虫の呪術
田虫の食いたる所へ「南」という字をかきて、上を墨にて塗る。奇妙にいゆるなり。また、半分にしたくば半分に「南」という字をかき、上を塗るなり。また、もとのごとく田虫おきたくば、「北」という字をかきて墨にて塗るべし。