Japanische Klassiker mit Furigana
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こうぐいすとははうぐいす
子うぐいすと母うぐいす
小川 未明
Lesen Sie 子うぐいすと母うぐいす (こうぐいすとははうぐいす) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 1.658 Zeichen · 4 Bildschirme
毎朝きまって、二羽のうぐいすが庭へやってきました。
「お母さん、きょうもまた、うぐいすがきましたよ。」
正ちゃんは、ガラス戸から、こちらをのぞいていいました。
「餌をさがしにくるのです。」と、お母さんは、おっしゃいました。
「母うぐいすと、子うぐいすですね。」
「きっとそうでしょう。お山で生まれた子供をつれて、冬になったから里へきたのです。」
「かわいいな。」と正ちゃんは、見ていました。
うぐいすは、赤い実のなった枝に止まったり、また常磐木の間をくぐったりして虫をさがしながら、チャッ、チャッと、いって鳴いていました。
「ああ、もういってしまった。」と、正ちゃんがいいました。そのうちに、兄さんや、姉さんが、学校から帰ってきました。うぐいすの話が出ると、
「明日、うぐいすをとってやろう。」と、兄さんがいいました。
「そんなことをするもので、なくってよ。」と、姉さんが、いいました。
「上手に飼うと、三月ごろいい声で鳴くぜ。」と、兄さんが、いいました。
だまって、兄さんの話をきいていた正ちゃんは、うぐいすをかごの中に入れて、自分でかわいがって、飼ってみたくなりました。
「お兄さん、うぐいすをとっておくれよ。